「このキッチン、まるでおしゃれなカフェみたい!」 展示場できらびやかなタイルや最新のコンロを備えたキャンピングカーを見ると、旅先で土地の食材を料理する自分を想像してワクワクしますよね。特に、同じ場所に数日滞在して「暮らすように旅をする」Cタイプ(滞在派)やDタイプ(長期・冬旅派)の方にとって、キッチンは旅の質を左右する大切な拠点です。
しかし、いざ納車されて車内での調理を始めると、シンクが浅すぎて水が跳ねたり、大きめの鍋が洗えなかったりと、せっかくの自炊がストレスに変わってしまう可能性があります。
私は2019年からライトキャブコン、現在は自作のバスコンへと乗り継ぎ、通算1,000日以上の旅を続けてきました。マッシュ(ライトキャブコン)での使用経験をもとに、現在のバスコンを製作する際は、当初から「シンクの深さ」を強く意識してパーツ選びや製作にあたりました。それだけで全てが決まるわけではありませんが、キッチンの使い勝手には「シンクの深さ」が大きく影響しているというのが私の実感です。
滞在中の料理を「こんなはずじゃなかった」と後悔しないための、キッチンの引き算についてお話しします。
目次
Toggle展示場でまず目を引くのは「コンロの数」や「冷蔵庫の大きさ」かもしれません。もちろん調理そのものも大事ですが、滞在派の方にとってより実戦的なのは、その後の「片付け(洗い物)」です。
CタイプやDタイプの方は「水が足りなくなるのが不安」と大容量タンクを求めがちですが、そこには「管理の手間」という現実が隠れています。
展示場でキッチンの前に立ったら、パンフレットを閉じて以下の「使い勝手」を確認してください。
▢ シンクの実演: 普段使っている鍋やフライパンが、「斜めにしなくても」底に収まる深さと幅があるか?
▢ 腰への負担: シンクの前に立ち、前屈みにならずに作業できる高さか?
▢ 換気の逃げ道: コンロ付近に換気扇や窓があるか。もしくは、「窓を網戸にしてルーフのファンを稼働する」ことで、キッチン付近の空気を効率よく排出できるか?
キャンピングカーのキッチン選びの正解は、見た目の美しさだけではありません。美しさもいいですが、使い勝手を優先することをおすすめします。
あなたが旅先で一番食べたい料理を、片付けまで含めてストレスなく作れるかどうかをイメージできるか。それが、失敗しないキッチン選びの真髄です。
「自分たちの料理スタイルだと、どの設備を引き算すべきかまだ迷う……」という方は、まずは当サイトの「無料適性診断」を受けてみてください。たった1分で、あなたがキッチンスペックにどこまでこだわるべきかの「自分軸」が明確になります。
さらに、私が1,000日以上の旅と自作の苦労から学んだ「生活動線の見極め方」を凝縮した「内覧15分チェックシート」も活用してください。販売店の方と良好な関係を築きながら、10年後も「この車で料理するのが一番楽しい」と笑える最高の1台を、一緒に見つけ出しましょう。
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